急に胸の辺りが痛くなったと思ったらそれは実は気胸で次の日には入院した時のお話

その他

まず今からの内容は医療知識のない素人が書いたただの思い出ですので、

胸の辺りが痛くてこちらを見ていただいている方は、そのあと病院でしっかりと、みてもらってくださいね

肺気胸・自然気胸になりました

朝起きたら胸の辺りが痛い

10月ごろの朝、起きると胸の辺りが少し痛みました。

なんなんだろうとは思いましたが、正直似たような痛みは今までも体験してきていたのですぐに収まるだろうと思っていました。

私は記憶のある限りでは小学生ぐらいの頃から急に胸が痛くなって、深く呼吸をしようと思った時に痛むということがたまにありました。

それは大人になってからも何回かあったので、今回も同じようにすぐ痛みも引くだろうと思っていました。

その日は日曜日で朝から何も予定はなかったので、、下級社会人の私は無駄なお金をかけないために、映画を見るときはより遅くから上映が始まるレイトショーで見ていました。笑

田舎者で昔は映画なんてほとんど見れなかったのに、映画館が近くにある場所に引っ越してきて、時間があって少しでも興味のある映画はよく見に行っていました

その日も暇だったので二宮和也さん主演の『TANG』を見ようと予約しました

それは昼頃だったのですが、その時もまだ胸が痛かったのでそのあたりから少し不安になってきました

映画の時間になっても痛みが引かずむしろ、、、

その痛みは夕方になっても消えず、むしろ増してきて胸を張るような姿勢にするとズキっとするようになりました

正直その時には焦りが出てきて、病院に行くことも考えましたが、わかる人もいると思いますが(笑)、なぜか行くのは億劫でそのまま放置してしまいました。

ついにレイトショーの時間がきました。

22〜23時スタートでしたがその時には痛みは激しくて前かがみになっていないと普通に息もできませんでした

映画に行くか一瞬悩みましたが予約してすでにお金も払っているので、下級社会人の私は行くことにしました笑

胸を張ると痛みが出るので、普通に歩くことができないのですが、自転車に乗るのは前かがみなので問題なく(?)、10分程度で映画館についてTANGを見ました。

映画の評価を見ていると好評とはいえませんでしたが私は普通に面白いと思いました。とにかくTANGというキャラクターが可愛かったです笑

 

映画を見ながらも胸は痛く、集中できない瞬間もありましたが無事(?)見終わり、帰りながら胸の痛みに関して、いまさらネット検索しました笑

すると肺気胸というワードが飛込んできて、よく調べると肺がしぼんでしまう病気とのこと

遅いですがすぐに近くの大きめの病院を調べて電話をしてみましたがそこは呼吸器系の対応はしていないとのことで、しんどくて電話してるのに対応がめちゃくちゃ冷たく(笑)、もうこの先絶対利用しないと決めました!(笑)

 

すみません、取り乱しました

そして結局その日は病院へは行かず次の日の朝行くことにして寝ました

寝るときも仰向けでは胸が痛くて眠れず横を向いて寝ました

病院での衝撃的な一言

次の日の朝、月曜日だったので会社に許可を取って呼吸器科のある病院に行き、検査をしました

レントゲン?を取って写真をみましたが、自分から見て右側の肺が見えなくなっていました

お医者さんからは『肺気胸の中でも、もっともひどいタイプ』と言われました

気胸でも完全にしぼまないこともあるようですが、私の場合は完全にしぼんでいました

そしてここで、それでも、ただ肺がしぼんだだけだと思ってしまっていた私に、軽い感じで衝撃の一言を発しました

それは、

『同時にもう片方つぶれたら死ぬからね』

でした

正直そこまで考えていなかった私は驚きすぎて目眩がして持ってきていた水を飲んで心を落ち着かす事しかできませんでした

大きな病院に移ってすぐ手術、、、!?

そのあと大きな病院を紹介してもらい、すぐに向かったのですが

ついて早々先生からベッドに寝転がるように言われ、肺を膨らませるための機械とをつなぐ管を通すための手術とまでは言わないそうですが処置を受けました

部分麻酔を打って管を刺そうとしたのですがまだ麻酔をは聞いておらず、もう一回麻酔を打って管を刺しました

痛くはなかったのですが肺に刺さる瞬間が分かり、すごく気持ち悪かったです

 

そしてそのあとすぐに肺を膨らませるために空気を送るのですが、どういう理屈かわかりませんが空気を送る際にあいた穴から空気が漏れるようで、落ち着くまでは咳が出ますとのこと

それくらい大丈夫だろうと思っていましたが、このあとの入院生活も含めてこの瞬間が1番しんどかったです笑

5分以上は咳が出続けました(泣)

もうほんとにしんどかったです笑

もう二度とあんな体験っはしたくないですね!

5日間の入院で唯一残念だったこと

そしてその後は先ほどの機械に繋がれたまま5日間入院しました

入院生活自体は思ったほど不便ではなく、病気にもよるのかもしれませんが携帯も使えましたし院内にあるコンビニも行けました

ただお風呂は毎日は入れませんでした

入院中は一回だけでしたが久しぶりのお風呂は最高でした!笑

 

それと一個だけ残念だったことが、体重が減らなかったことです笑

3食健康的な食事をして規則正しい生活をするので、普段不健康は生活を送っている私としては健康になる絶好の機会だと思っていたのですが、、、

体重は減るどころか少し増えてしましました笑

原因はわかってるんですけどね、、、

毎日コンビニに行っておやつを食べ、ベッドの戻って買ってきたおやつを食べていたからです笑

健康的な体は自分で作らないといけないんですね笑

また入院中はコロナ禍でしたが親が入院に必要なものを持ってきてくれたり、会社の人も心配してくれたりして助けられ、本当にありがたい限りでした

肺気胸の再発率30〜40%

途中、少し治りが悪く穴がとじなかった場合は手術の可能性もあると言われましたが、無事治り退院できました

管を抜くときにはおそらく新人の慣れてない先生が処置をしてくださったのですが、そばについていた先輩の先生が、

そんなことしたらあかんやん、とか何回も注意しながらの処置だったので少し心配にはなりましたが、、、笑

最後に話を聞くと今回しぼんでしまったっはいとは反対側の肺にも気胸になる可能性があると言われました

しかも確率30〜40%!!

高すぎません?笑

気圧の変化が起こるときに発症しやすいらしく、台風の季節なんかは肺気胸の患者さんが多いそうです

皆さんも台風の季節や私と同じような症状が出たことある人は気をつけてください

そして悪化する前にすぐ病院に行ってください!!笑

肺気胸の別名『イケメン病』

最後にちょっとした情報ですが、肺気胸は、体が細くて身長が高く、20台前半あたりの若い人がなりやすいそうです

そのことからイケメン病とも言われているそうです

私は身長は平均くらいで体重は平均より少し上、年齢も20代後半とどれも当てはまらず、笑

しかしこの病気になったからには正々堂々イケメンだと、自信を持って言えるようになりました!笑

とまあそんな茶番は置いておいて、入院や大きな怪我などを経験したことがない私にとっては大きな出来事でした

多くはないと思いますが、同じ症状が出た方などに少しだけでもお役に立てれば嬉しいです

ではまた再発したときにお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

会わないでおきたいですけどね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました