四畳半タイムマシンブルースキャラクターまとめ

アニメ

みなさん四畳半タイムマシンブルース、四畳半神話大系はご存知ですか?

森見登美彦さんの代表作の一つでアニメ化、映画化された名作です。

京都で過ごす主人公「私」を中心とした、爽やかでむさ苦しい大学生の青春を描いた物語です。

四畳半タイムマシンブルースに登場する魅力的なキャラクターたち

話が面白いのはもちろんですが、キャラクター一人一人が非常に魅力的ですよね。

今回はそんなキャラクターとその魅力を紹介して行きたいと思います。

主要キャラクター

京都の大学生で、下鴨幽水荘に住む主人公

四畳半神話大系では110号室、四畳半タイムマシンブルースでは唯一エアコンのある209号室に住んでおり、映画撮影の際には楽屋として自身の部屋を提供している。

明石さんに恋心を抱いており、矛盾を生まないために過去に残って明石さんを五山の送り火デートに誘う。

元の時間軸に戻るため、自身の部屋である209号室の押入れの中で1日中過ごした。

明石さん

映画サークル「みそぎ」に入っており、ポンコツ映画を量産する、愛すべき後輩。

他人が映画を1本撮っている間に明石さんは3本撮るプロフェッショナルさには誰もが賞賛の声を惜しまないが、作品の評価に対しては誰もが口を慎むほどである。

そんな明石さんも、自身がポンコツ映画を撮っている自覚はあり、ポンコツ映画こそ作りたいのだという。

樋口師匠の弟子であり小津の妹弟子なのでよく下鴨幽水荘に出入りしている。

蛾が大の苦手で、いつもは冷徹な明石さんもがに触ってしまった時は顔面蒼白になりガタガタ震えてしまう。

映画内では「幕末軟弱者列伝 サムライ・ウォーズ」の監督を務めている。

小津

主人公私の悪友であり、樋口師匠の弟子。

工学部電子工学科に所属しながら、電気も電子も工学も嫌いで、1回生を終了した時点での取得単位および成績は恐るべし低空飛行である。

四畳半神話大系の中で、私が1回生の時に振られた小日向さんという女性と付き合っているが、私には秘密にしている。

「幕末軟弱者列伝 サムライ・ウォーズ」では白塗りで岩倉具視を演じている。

銭湯オアシスの電気風呂でピクピクと痙攣している様は個人的に映画の中で1番のお気に入りシーン。

樋口師匠(樋口清太郎)

私が住む下鴨幽水荘のヌシとして君臨する、大学8回生で小津と明石さんから師匠と慕われる存在。

210号室に住んでおり、エアコンのある209号室からもれる冷気で夏を過ごしている。

茄子のような顎を持ち髪の毛は癖毛で、そこにだけ台風が上陸したようである。

「幕末軟弱者列伝 サムライ・ウォーズ」では幕末で坂本龍馬を演じているが「ニッポンの夜明けぜよ」以外のセリフは言わない。

ヴィダルサスーンのシャンプー(ヴィダルサスーンベースケアモイスチャーコントロールシャンプー)を愛用しているが、銭湯オアシスにて未来の自分にシャンプーを盗まれる。

田村くんによると25年後の下鴨幽水荘の210号に、まだ住んでいるらしい。

城ヶ崎先輩(城ヶ崎マサキ)

樋口師匠とは長年の友達であり、自虐的代理代理戦争を繰り広げている。

四畳半神話大系では、家に香織さんという人形(ラブドール)があり、とても大事にしている。

映画サークルの「みそぎ」のボスであり、下鴨幽水荘で愛が撮影をしている際、209号室を楽屋として提供していたが、城ヶ崎先輩に敵意を抱いていた「私」は全力で彼の足を引っ張ることを画策している。

タイムマシンを使い現在を変えると未来が変わることに最初に気づき、宇宙が滅亡するではとの考えに至った後は小津や樋口師匠を、もといた時間軸に連れ戻すために尽力するなど、常識的な一面もある。

「幕末軟弱者列伝 サムライ・ウォーズ」では西郷隆盛を演じているが、明石さんの台本に不満があり、セリフを勝手に書き換えたがる。

タイムマシンを使って99年前に行き、沼に落ちたことにより、下鴨幽水荘が建つ敷地内にある河童伝説の石像のモデルになっている。

羽貫さん(羽貫涼子)

窪塚歯科医院で歯科衛生士として働いている。

樋口師匠と城ヶ崎先輩とは古くからの親しい間柄で、小津とも仲が良い。

四畳半神話大系では、お酒を飲むと理性のタガが外れてしまうことがあり、一度私を羽貫さんの自宅に招き、顔を舐めようとしたことがある。私のジョニーが登場し、活躍の場を求めてうごめいているが、結局表に現れるすることは無かった。

今回の映画では昨日にタイムスリップした際にお酒を飲んでいたこともあり、撮影の終盤にやってきて、小津のメイクをいじったり樋口師匠の演技に注文をつけたり、傍若無人に振る舞っていた。

相島先輩

映画サークルの「みそぎ」に所属しており「幕末軟弱者列伝 サムライ・ウォーズ」では21世紀から幕末へタイムスリップする大学生、銀河進を演じる。

最後までタイムマシーンの存在を認めず、主要人物のなかで唯一過去にタイムスリップしない

私の部屋にメガネを忘れたことがきっかけで田村くんの本当の出生がわかる。

四畳半神話大系ではあらゆる情報を網羅する秘密機関の福猫飯店に所属するが、小津にクーデターを起こされ、立場を追われる。

田村くん

未来の下鴨幽水荘の209号室の住人で、25年後からタイムマシンを使ってやってきた大学生。

夏休みの間に下鴨幽水荘の住人でタイムマシンを作り、その最初のパイロット(実験台)に選ばれた。

見た目はもっさりしているが発言はハンサム。

明石さんの息子で、おそらくは父が主人公の「私」、つまり私と明石さんの子供と思われる。

下鴨幽水荘には父に無理やり下宿させられた模様だが、間も無く取り壊されることを教えてくれる。

母からもらった白いもちぐまのぬいぐるみを大事に持っている。

まとめ

四畳半タイムマシンブルースには四畳半神話大系に出てきたキャラクターに加え、未来から田村くんが登場しました。

四畳半神話大系の時の印象とはまた違って、小津の悪辣な部分や明石さんの冷徹な一面、城ヶ崎先輩や相島先輩の嫌な面があまり感じられず、親しみやすいキャラクターとして登場していたなという印象ですた。

しかし、夏の舞台にふさわしい爽やかな映画としてぴったりとはまっていたなと思いました。

ストーリーに加えキャラクターまで魅力的なこの小説、映画は本当に素晴らしく面白いなと感じました。

この映画は四畳半タイムマシンブルースとサマータイムマシン・ブルースのコラボとして誕生しましたが、他の作品に四畳半のキャラクターが登場しているのも見てみたいですね!

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